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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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逢瀬日記12(4)

ご主人様の指で深く深く達した後、
身体はぐったりしながらも、
舌は、まだご主人様を求めて彷徨います。

身体を寄せて、
ご主人様のちくびを掬うように、ちろりと舐めます。
「ご奉仕の許可を得なさい」
と、
私を押しやるご主人様の眼を見上げて、
「ご奉仕、させてください・・」
と、お願いをします。

頷いたときの首筋に掛かる顎の影を見つめてから、
再び視線をご主人様の身体へ注ぎます。
私を奪い、屈し、支配し、赦す身体・・
ひとつしかない身体・・

大腿、臍、胸板、乳首、腕、首筋、耳、顎・・
背・・アナ/ル・・

アナ/ルへ何度も舌を往復させながら、
指先で、ご主人様のそこを扱きあげ、
だんだんと血流が増していくのを感じていました。

ご主人様は、私を引きあげるように、ご主人様の思う位置まで連れてきて、
硬くなったそれを、
喉の奥へ突き立てました。
私の髪を掴み上げ、上下に振るように、
好きな様に、動かしました。
膝立ちになったご主人様に対し、よつばいよりも少し腰を落としたような姿勢で、
唇や、舌、口腔、喉を、ご主人様の道具として呈しました。

急なその刺激に、
ツンと胃酸が上がってくるのを感じました。
むせるのを我慢しながら、
ご主人様がその行為に没頭していることに集中しました。

ご主人様は、また、ふとした間合いで、
私から一旦身体を離し、
寝そべってから、ほんの少し何かを考えるように
宙を見てから、
私をご主人様の胸元まで引き寄せました。

「今日は、奴隷のおまん/こ使ってやる」














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