スポンサーサイト-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書く事で広告が消せます。 |
しづ子という女2012-09-03 Mon 20:50
鈴木しづ子さんという俳人がいらっしゃいます。
1919年の東京に生を受け、 24歳頃から俳句を始め、 29歳頃ご結婚、そののち離婚、 その後駐留米兵黒人と同棲、 その後には失踪、消息不明。 その生き様から「娼婦俳人」とさえ呼ばれたひと。 おそろしい位に世間体というものが在った時代に 自分のなかの女を認めたひと。 みずからの 生や性を削って 刻むように 生々しく描かれた一句一句は、 心を奪う。 みずみずしく、 つややかで、 しっとりとして、 さらさらと流れる。 はじめから仕舞いまで女。 哀しみがきらきらと プリズムのように 光を集め その美しさは 羨ましくもある。 ご訪問ありがとうございます。ランキングに登録しています。 1クリックいただければ幸いです。 |