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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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ご主人様とのそれから 逢瀬日記12(1)

「ご主人様に、ご主人様の奴隷だと教えていただきたいです。」

・・・・・

私が、想いを充分に伝えたあと、
時間も、果てを迎えて、
ご主人様は、静かに言葉を口にされました。

「よし。」

ご主人様は、私の髪を撫でてくださいました。
それは、
その話を終えてなお、
私のことを「奴隷」だと認めてくださるご主人様が
そこに居られるのと同義でした。

それからすぐに、お店を出て、
二人、夜風に吹かれます。
冷たい風が、なお心地いい。
私は、
少し距離を置いて先を進む、その背中を見つめます。
ご主人様の背中・・・。
着いて行くことを私に認め、赦す姿。
“私のご主人様・・・。”
その、背中を追う。

部屋に入って、衣類を掛けたら、
ベッドに凭れて、
私に向かって、「おいで」と、声を掛けてくださるご主人様。
私は、その足元に跪き、頬を膝へ擦りよせます。

「おまえはなに?」
ご主人様のその言葉がうれしくて堪らない。
「ご主人様の奴隷です」
いま、一番云いたかった言葉を、ご主人様に向かって、捧げます。

「そうだね。」
ご主人様は、再び、髪を撫でてくださいます。
ご主人様・・・。
私の、ご主人様・・・。

私は、その手のひらの温かさにうっとりして、
蕩けそうになるのを感じながら、
膝に頬を寄せます。

「何もしていないのに、いやらしい顔をしている。」

ああ、感じる。私の息遣いが荒くなっていくのを。
呼吸、促迫、する。
ご主人様の声、言葉、香り、私のすべて、
心地いい、
委ねたい、すべて、
好きに、ご主人様の好きなように。

「おまえは私の前でだけ、可愛い女でいなさい。」


髪を、撫でる・・・、その手。
その通りです、
その通りにいたします。
私は、ご主人様の前では、
只の雌で居ると。
ご主人様の前で、
ご主人様の望む姿になることを望むことを。








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