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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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逢瀬日記14(3)

ご主人様の足が、
柔らかい肉に沈む。
胸も、おなかも、いったばかりのそこも。

ご主人様は、髪を掴んで、
私の顔をご主人様のほうへ引き寄せます。
てのひらが私の頬を打ちます。

ご主人様の眼の奥が冷たく、
・・・でも確かに熱を孕んで、私の奥の方を見ている。

私はその眼を見つめてしまうと、
どろどろと溶けてゆくのが解る。
もっと、ご主人様の昏い欲を満たす存在でありたいと願ってしまう。

ご主人様は、髪を手から離し、
うずくまる私の唇に、足先を着けます。
爪先へのくちづけは、忠誠を誓うしぐさのようだ。

「舐めなさい」その言葉に、従います。
爪をふちどる、少し硬い皮膚。
柔らかい指と指のあいだ・・。
ひとつしかないご主人様のカタチ。

舐め上げた後で、
ご主人様に裸になるよう命じられて、
私は裸のまま、
ご主人様の前で伏せます。

ひやっとした体温とは明らかに違う温度を知覚して、
ご主人様にローションを垂らされていることを知ります。

そのまま、アナ/ルに、ぐっと挿入されるアナルパール。
(お道具を準備するときに、出来るだけ目立たないように
隅の方にやっていたのに、・・・目聡い。ご主人様・・・。)

私の身体にしっぽがはえる。

「おいで」と呼んでいただき、
ご主人様の飼う雌はその傍に歩み寄りました。
ご主人様の身体を、筋肉を預けていただいて、
私はてのひらで揉みほぐし始めます。
首、肩、背中、腰、おしり、脚、私の好きなその身体を。

それから、ご奉仕を赦していただき、
ご主人様の身体に、
快楽の刺激をたくさん感じていただけるように願いながら、
舌を這わせます。
ぴちゃぴちゃと音を立てて。
アナ/ルには、舌を尖らせてつつくようについばんだり、
舌を大きく広げる様にして、べろべろと面で舐めたり・・。
ここをこうしながら、
先端に指を這わせると、
吐息のように
深い声を聴かせてくださいます。
私はそれがうれしくて仕方ない。











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