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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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ご主人様の察知

Re;ぐれ子
ぐれ子に鉄槌のつづきです。)

私は確かにそうメールでいいました。
「メンスが始まりました。
だから、お呼び出しをされても、
おまん/こもアナ/ルもいじられるのは困ります」

少し時間のあいた返信には、
「何かが智薫のなかでおかしくなっている。
今感じていることを言葉にしてみなさい」
と、ありました。

私は、これにも、困った気持ちで居ました。
そのままを伝えたのに、
なにひとつ私の気持ちが伝わらない。
なにをどう言っていいのか分からない。

メールを続けます。
「はじめから、メンス中の調教はしないとのことでしたので
そう書きました」

可愛いげがない。
というより、素直で可愛い気持ちが自分の中に見つからない。
どうしたらいいのか分からない。
何を言っても無力な感じがして、
いっそう口を閉ざしたくなる。

ご主人様の言葉はさっくり刺さりました。
「わざわざ「困る」と伝える智薫のスタンスのことを言っている」

「気分を害したのならごめんなさい。すみませんでした。」

私はその場の混乱からさっさと退却しようと試みた。
ご主人様は、逃げ出す私の首を掴むように、
とどめの言葉を刺しました。
「それが智薫の認識なら、
それが一番の問題。よく自分の状況を考えてみなさい」


息を深く吐き出す。
少し整理をしよう。

まず、私は、なぜこんなふうに気持ちが縺れた状態なのか
理解できていない。
そしてそれが悲しくて苦しくて仕方がない。
正確に理解できないものを
伝わるように伝えるのは
たいへん困難だ。
だからご主人様に伝えるべき言葉も見つからない。
私が言葉を閉じるから
ご主人様もささくれ立つ。

少し前に戻る。
すこし前のあのとき、
私は寂しかったんだと思う。
ご主人様に構って欲しかったんだと思う。
でも、それをそうと伝えなかった。
私の甘えでしかないと思ったから。
願望を口にしたところで何もならないと思っていたから。
だから、寂しさへの対処手段として、
私はご主人様のことを極力考えないようにした。
いままで在った出来事を、冷凍庫に入れるような安易さで。
また機会が来たときに解凍すればいいという安易さで。
でも、ご主人様にとっては
私と言葉を交わすことが無くても
会うことが無くても
変わらず「奴隷の智薫」の存在を持っていたのかもしれない。
だから、私は、きちんと奴隷の気持ちを持っていなくては
いけなかったけれど、
それが出来ていないことを感じて、
“何かがおかしい”と表現されたのだと思う。

会っていないときも、
その存在を遠く感じてしまう時も
奴隷のままで居れるか。
約束のない世界で、
信じることができるか。
「信じたい、想っていたい」そう口にした私は
綺麗事を言いたかっただけではなかったか。
不通の連続にいつまで耐えればよかったか。
それがつらいことだと口にしてよかったのか。
もしくは、口にすべきではないのか。
一番欲していたときに欲しいと言わず、
諦めの気持ちを持つのは勝手なことなのかもしれない。

ぐちゃぐちゃで、混乱した気持ちが、
ご主人様に対する気持ちに
たくさんノイズとして入り込もうとします。
そしてそのノイズを自覚するたび、
醜さを感じて泣きだしたくなります。

ほんっとうに、気が進まなかったのですが、
ご主人様のご命令通りのお買い物をして、
それを写真にとってメールで送信しました。
ご主人様は、メールを確認してから、
「どんな気持ち?」
と、メールで尋ねました。
全然、自分の気持ちが見当たらない私の返信に、
ご主人様からの返事は以下のものでした。

「呼び出しの日に、
どんなふうに来るかは、道具も含めて
智薫に任せます。
自分で考えて決めなさい」










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