2ntブログ

逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | ∧top | under∨

感情のレイヤー

千早 茜さんの『からまる』を読みました。

このかたの紡ぐ物語が
すごく好きだと思いました。

登場人物が重複していく連作の短編小説です
他人から見る自分と実情との違いや
それぞれの視点の違いが
軟体動物 生き物 のモチーフを
通して
透き通った色の
レイヤーを
観察するような
そういう
物語で

上から見たら
色とりどりだけれど
注視すると
その色はそれぞれに
淫靡であったり
禍々しかったり
清冽さを感じさせたり

感情のレイヤー



感じる。

自分が自分を捉えるのを難しいように
他が他を捉えるのもまた難しく・・・
表層的なものは表層的でしかありえない

けれども、
「これだ」と
確かに感じた時には
その実感を大切にしようと
改めて思いました。

私がご主人様のことを「ご主人様だ」と
感じたときの
実感に
逆らわなかったように・・・







ご訪問ありがとうございます。ランキングに登録しています。
1クリックいただければ幸いです。




別窓 | 読書感想文など | コメント:0 | ∧top | under∨
| 逢瀬日記 | NEXT>>