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感情のレイヤー2014-02-04 Tue 13:51
千早 茜さんの『からまる』を読みました。
このかたの紡ぐ物語が すごく好きだと思いました。 登場人物が重複していく連作の短編小説です 他人から見る自分と実情との違いや それぞれの視点の違いが 軟体動物 生き物 のモチーフを 通して 透き通った色の レイヤーを 観察するような そういう 物語で 上から見たら 色とりどりだけれど 注視すると その色はそれぞれに 淫靡であったり 禍々しかったり 清冽さを感じさせたり 感情のレイヤー 彩 を 感じる。 自分が自分を捉えるのを難しいように 他が他を捉えるのもまた難しく・・・ 表層的なものは表層的でしかありえない けれども、 「これだ」と 確かに感じた時には その実感を大切にしようと 改めて思いました。 私がご主人様のことを「ご主人様だ」と 感じたときの 実感に 逆らわなかったように・・・ ご訪問ありがとうございます。ランキングに登録しています。 1クリックいただければ幸いです。 |