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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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逢瀬日記12(5)

「ご主人様、奴隷のおまん/こ、使って下さい」

その言葉を口にするだけで、
充分に、
私は犯され、
また、それを悦んでいることを
脳と脊髄、
思考と感覚、
総てで
感じていました。

ご主人様に使っていただくのは、
随分久しぶりのことのように思いました。
そうされることは滅多にないことだと。

自分で挿れるように促されて、
ご主人様の私よりも少し硬く張った皮膚、
逞しい体躯に跨るようにして、
その屹立したご主人様のおちんち/んを、
私の奥へ、沈めていきます。

今日は、ローションも使っていないのに、
ずっとずっとぬるぬるでとろとろのままで、
抵抗なく、
私の身体は、
ご主人様を、
奥まで招き入れる・・。

「ああっ」

そう、入っているだけで、もう、おかしくなりそうで。
いい。
すごく、いい。

一体の人間の個体が、一体の人間の個体と交接しているという快感は、
“「ご主人様」によって、私の総てを貫かれた”という意味の前では
有って無いようなもので、
たんにセック/スをしているから、してもらっているから気持ちいいという、
物理的な刺激/快楽では言い表せないくらい、
「ご主人様が、ご主人様の意思で私のおまん/こを遣おうと思ったこと」、
「それをしてもよいと思ったときのご主人様の気持ち」、
「私の反応を見ているご主人様の存在」・・・

ご主人様ご自身の言葉では決して現れない、
一瞬によぎる気持ちの交差や、
私のその行為の捉え方、
それについて私は異様に興奮しているという事実を感じました。

いやらしく腰を揺らします。
骨と骨を擦り合わせるような、
奥深くを擦り合わせるような、
溶けるのか、溶かされるのか・・・
ご主人様とのあいだには、
もう、私が此れまで経験したような種類のセック/スは
存在しえないことを知りました。
総てが一瞬で、
総てが特別で、
総てがご主人様からにしか与えられないものでした。
それを識って・・・
そのような気持ちで
私の総てを遣って欲しい、捧げたいという気持ちを持つのもまた、
ご主人様に対してしか、
生じえないものでした。

生殖も快楽を貪ることも目的から遠く外れた、
遣われることに悦びを見出す交接
そういうものがあることを識りました。

ご主人様は、決して私を「抱く」ことなく、
ただ、「遣い」ました。

「どこに出して欲しい?」
「・・・」
「中に、ください・・」
「中に、智薫のなかに、ください」

奥に存在を感じたまま、
背をのけぞらせます。
いつもと違う感じ、
浮遊感、
それが身体を占めていくのが気持ちよくて。
がくがくして。
うまく、動かない、腰。

ご主人様は、私の身体をシーツに埋めるくらい、
力を込めて押し込み、
ご主人様が上になって、
私を再び貫きました。
肉と肉のぶつかり合う音。
意味をなさない私の叫ぶような声。
快感。
喘ぎ声。
荒い息遣い。
眼。
まぐわい、
「目交い」、
眼があう、

「いくぞ、」

いっそう中で、硬くなって、

・・・。


どくん、どくん、どくん。

ご主人様のいのちが脈打つのを感じて、
私は総てを得て総てを失うような
不思議な感覚のなかで目を閉じている。



本日は、智薫を・・、
ご主人様の奴隷を遣っていただき、ありがとうございました。












ご主人様に、たくさんの方にこのブログを読んでいただいているのを
お伝えしたいです。
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