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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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逢瀬日記25(4)

ご主人様の気が済んだときに、
私はアナ/ルへの責めから解放されました。

手を洗ってきたご主人様は、
ベッドに横になり、
私を呼んで、
足の指を舐めるように眼で指示されました。

足の指を1本1本丁寧に舐め上げて、
太ももに、
さわさわと指を滑らせました。
太ももに添って、舌を這わせ、
ご主人様が好む、アナ/ルへの舌でのご奉仕。
何度も舌を軽く回すようにして舐めると、
少しずつ開いて来るのがわかります。
会陰のあたりも、
舌を往復すると、
唾液でいやらしくぬらぬらと光ります。
かたつむりが這った跡のように。

ちくびを指先で触れると、気持ち良さそうに
息が漏れます。
下腹部や、太ももの内側・・・、
おちんち/ん以外にどのようなところに
気持ちいいところが眠っているのか、
捜索を始めます。

息を吹きかけたり、ついばんだり。
ご主人様の身体をもっとよく知りたいと
いつも思います。

もっとと強請るように、仰向けで無防備に身体を開いてくださるので、
私はそのまま、陰のうに吸いついたり、
舌で亀/頭を転がしたり、
ご主人様の身体の性感の探索を続けます。

私はいままで、恥ずかしながら、
それほど男性のからだをよく知らなかったので、
どんなときにどんなふうに悦んで貰えるかを知りません。
でも、それは、あらゆる「男性」を知りたいのではなく、
「ご主人様」を知りたいんだということを知ります。
なにが気持ちよくて、心地よくて、素敵だと感じるのか、
探索を続けます。
知りたい、と思います。

先程まで、あんなにも、惨めに扱われて、
蔑まれ、侮辱され、凌辱を受けたのに、
私は身体のなすままに、どうしようもなくそれを選びます。
選ばされるのではなく、選んでいると自覚するのは、
こんなふうに、ご主人様の身体を自分自身で感じているとき
なのかもしれません。

みるみるうちに海綿体は充血をし、
私の口では狭いとばかりに
刺激をもっと望むように反りかえります。
じゅる、じゅる、と、いやらしい音がします。

ひどい、あまりにもひどい扱いをされたと感じるのに、
悲しくて、屈辱的で、情けなくて、みじめで、恥ずかしいのに、
こんなにも、
淫らで、いやらしくなれてしまう。









逢瀬日記・・・、続きます。
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