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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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逢瀬日記25(1)

それでも。
呼ばれると足はご主人様へ向かう。

“犬以下の扱い”
“肉便器としての扱い”
そう明言したなかでの調教が待っていると知っているのに。
私は何に依って繋ぎとめられているのでしょう。
大切な記憶?
今迄の経験?
ご主人様への期待?
自分の変化への期待?
執着?
信頼?

変化の中でしか生きられない関係。
関係の生命が絶たれていくようで悲しい。
引き裂かれるよう。
もといた場所にはもう戻れない。
いつだってそう。
いつも変化の中にあって
それを意識せざるを得ない。
好きな場所、愛しい場所、それはすぐに過ぎ去ってしまう。
随分遠くから
2011年、7月29日、
ブログを開設した頃の私を見つめる。
逢瀬日記をどきどきしながら綴った私。
ご主人様への純粋な気持ち。
特別な関係を築ける悦び。
未知への好奇心や、変化に対するときめき。
少し振り返っただけなのに、
もうこんなにもキラキラしている。
今迄のことをこんなにも愛しく思ってしまう。

これからの私・・・。

私は自分の気持ちの揺れを隠しながら
ご主人様に従って
その先にあるものを
見るべき?

私は自分の気持ちの揺れを伝えて、
取り乱して、
みじめに、
醜く崩れながら、
壊れていく様子を
伝えるべき?

見たい。
知りたい。
自分で、
自分の総てで、
私が信じようとしているものを見たい。
過大評価に基づくものか、
本当に価値のあるものか、
・・・。




帰り道、私は疲労で瞼を閉じました。
瞼を閉じることで、
世界を隔絶しました。

それからゆっくり瞼を開いて、
自分の身に起こった出来事を
ひとつひとつ思い起こしました。

新しいプランに基づいた、
ご主人様の調教の記憶・・・。








今後とも応援よろしくお願いいたします。



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