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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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逢瀬日記24(1)

課題が積み重なり、
前回の逢瀬から数日開いたこの日のことも、
続けてご報告させていただきます。
今回の逢瀬日記の記載に関しては、
私の混乱を伴う為、第三者の視点からは判りにくい表記が存在するかと思います。
その点に関しては、お許しください。
詳細はご想像にお任せいたします。






ご主人様は、その日私に対して
怒りをあらわにされておられました。
「着衣のままでいいから、ご挨拶。」

ささくれだった声に、その通り従います。

怒りの理由は、私の反応。
ご主人様の調教に否定的な姿勢をとった私への罰。

思い出す先程の記憶。
紅い下着の脇から指が侵入する。
エレベータのなかでの出来事。
なぜ濡らすかと問われても、
身体の反応としかいいようがない。
何故と云われても難しい。
ご主人様を想うと濡れる。
地球が回る道理と変わりない。

レストローズのガーゼのようなトップスと、
ピンクホワイトのふりふりのミニスカートが揺れる。

「人以下の扱いを受けるよ。判るよね。
厳しくする。いいんだな?」

今日のご主人様は、私の知っているどのご主人様とも違う。

・・知っている?
私は何を知っているのか。
何も知らない。
何も。



「・・・私のメールに答えていないものがあったよな。
答えは?」


ご主人様の怒りの理由、
それは、ときを少し遡ります。

排泄についての件。

「いや」

「なぜって聞いてるの。ちゃんと答えなさい。」
ご主人様の足が、床に近い私の顔を容赦なく踏みつける。
「質問に答えないのは失礼だといっている」
尻を平手でしたたかに打つ。

びりびりする空気。震える。

「いやなものはいやです。恥ずかしい」
「恥ずかしいことはいっぱいしてるでしょ」
「穢い」
「そう。きたないし、みじめだね。」
「・・、そうか、やめるか?」
「いや」


「なんのために、智薫の調教のレベルを上げているか、
判るよね」

「・・智薫の自我を、壊す為。」
「そう。今迄おかしなことになったのは、全部それが原因でしょ。
したくないこと、
いやなこと、
我を通して自分を可愛がろうとするから、おかしくなって、
いつも同じことでお仕置きをされているのでしょ。
じゃあ、一度、壊さないとね」

「だから、今日、呼んだ。
智薫はどうなりたい?」

「ご主人様の好みの奴隷になりたいです。」

「ふん。口ばかりじゃない?
口ではそう言っても、行動が伴っていない。
いつも、そうじゃないの?」
足先で、私の頭を小突く。

「・・。」
ご主人様を、涙をためた目で見上げます。

「どんな気持ち?」

「こわいです。」

「今、こうして、無理です、って伝えても、
受け入れる時が来ることがこわいです。」

「ふ」と、鼻でわらう。
くしゃ、と髪を掴み撫でる。
顎を掴み上げられ、
私の貌を視られてしまう。
いやだ。泣いているところなんて見られたくない。

頬の涙を指がなぞる。

「智薫はなに?」
「ご主人様の奴隷です。」
「愛されない奴隷は辛いよなあ。」
頬をさする指。

「頑張れる?努力したいと思う?」
私は、思わず、肯定のサインとして、深く頷いてしまいました。

「今迄ちやほやされてきたものなあ。
こんな扱いを受けるのは嫌だなあ。
でも、もう、今迄みたいではなくなるんだよ」
そう、私を小突きます。
「やめるか?」そう、今迄に何度訊かれたことでしょう。
そのたびに、何度首を振ったことでしょう。
私は壊れていっているの?
私は、ご主人様好みに変化をしていっているの?
判らない色々なこと。
判りたくもないことかもしれない。

「おまえのことは何でもわかる。
時間をかけて、色々を見てきたから」
そういう言葉で私を刺す。
動けない。
細いピンで留められる蝶の標本みたいに、
私はそこから、ご主人様の足元から動けなくなる。
それが状態として美しいことなのか、
私には、
・・・。

価値観をいったんご主人様へと預けてしまっている。


「舐めなさい」
靴下を脱いだ素足。
座って脚を組み、私に差し出す足先。
私の姿勢を好みの様に操作する。

「もっと音たてろ。いやらしく。そう。」
私に手を這わせて、そこが濡れているのを確認すると、
「変態。」と笑う。
「あし舐めながら濡らすんだな」と。
私が変態なら、その変態の私をこんなにも辱しめて、
ボクサーブリーフをぱんぱんに膨らませているご主人様も相当です、と
心の中で毒づく。
でも、その峰先から目が離せない。

「好きなんだろ、これが」
ご主人様は、私の顔をわざとそこへ埋めさせます。
ほんのり酸い甘いご主人様の特有の香り。
私は手を這わせて、快感のポイントを探る。
何度も調教を受けて、知りかけている、ご主人様の好むやり方。
ご主人様が自身でマスターベーシ/ョンをする様子を
想像しながら、
私の手で早く擦る。
ぎんぎんに張って、今にもはりさけそう。
そのまま、いってくださるかなと思っていたら、
私を犬の様によつばいにさせて、
細いショーツの隙間から、
割り込むように、太いそれを
奥まで差し込みました。
肉が肉で満ちる感じ、
ぬちゅぬちゅんといやらしい音。
あっ、あっ、あっという絶え間ない私の喘ぎ声。
舐めろと差し出す、私の液で白濁したご主人様の性器。
私から、そんなに液体が分泌されていることを
恥ずかしく思う。
私の喉を深く突きながら、
ご主人様は、「智薫、いく。すぐにのむなよ」

そう命じてから、

どっ。どっ、どっ、どっ。
心拍のリズムで、白濁したものは私の口腔に放出されました。
少し苦みのあるそれ。

「もうこんな時間か」
そうおっしゃって、ご主人様は帰路につかれました。






今後とも応援よろしくお願いいたします。



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