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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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わたしの気持ちの変化

逢瀬日記9(4)をアップした後、
綺果さまにコメントをいただいて、
その返信を書いていて、はじめて、自分の気持ちの変化に気付きました。

逢瀬日記8(1)から始まる8度めの逢瀬は、
私のご主人様に対する自分本位の考えをぶつけたことと、
奴隷である私がご主人様に悪態をついたことへ対する、
罰の為の逢瀬でした。

私の拙い文面からでは、ただ酷い仕打ち・・・のようにしか書けなかったですが、
本当に痛い鞭を受けたり、剃毛されたり、落書きされたり、
おしっ/こを、アナ/ルを・・・etc
という行為においては身体も気持ちもきつい思いをしましたが、
それは、私への罰として行われたことです。

私の「奴隷としての自覚を促す」という目的のためにご主人様が選ばれたことで、
私を奴隷として扱い、
自覚を持たせるように躾をするという事実や、
「ご主人様専用の奴隷」として扱う、
ご主人様の意思、在り方に対しては
ある意味、
ご主人様の奴隷としてのよろこびを感じていました。

それらの行為の動機は、ご主人様が得る愉しさからきているのではなく、
あくまで私を「ご主人様の奴隷」として調教するためだということを
はっきりと感じ取ることが出来たからです。
どうでもよい存在であれば、
多少の粗相にも触れないかもしれないし、
罰を与えるという手間もかけていただけなかったかもしれません。

私が8度目の逢瀬で得たものは、
行為による物理的快感ではなく、
それを行うご主人様の気持ちを汲むことで
はじめてそこに存在を見出し、
溢れだしてくるような快感でした。



そして、逢瀬日記9(1)から始まる9度目の逢瀬では、
ただ、ご主人様の愉しみ、ご主人様の遊びの為に呼ばれて、
ご主人様はそうとは口にはしないけれど、
その目的が明白なぶん、
私はご主人様の反応に没頭することができました。
ご主人様をすぐそばに感じ、
ただただうれしい時間を過ごしました。
だいすきなご主人様に尻尾を振る雌犬でした。



ご主人様との逢瀬は、毎回、空気感も、目的も違っていて、
決して私に安心感は与えません。

勿論、ご主人様にお逢いできることでの、
奴隷としての安心感を得ることはできますし、
ご主人様の考えや、
お仕置きや鞭、ロープなどの行為に関しては当然信頼していますが、
ここで述べるのはそういった「安心」ではありません。

ご主人様が決して与えない安心感というのは、
「関係を保証するような種類の安心感」です。
一度限りの緊張感。
でも、それこそ私のご主人様が求めているものだと感じます。
私とご主人様のあいだには、
主従という、当事者にしか見えないつながりしかないので、
見えないものを信じて・・・信じるほかないです。
ときにそれがつらい日もありますが、
見ようとしなければ見えないものを与えてくださったことには
感謝しています。
カタチに頼らずに、努力することや、し続けることを
示して下さったように思います。
出来ないなら、努力しないなら要らない、捨てるという明瞭な意思。
それゆえ、私はその一度を大切にできる。
深く、もっと深く、
強く、もっと強いものを信じていけるように
そういう奴隷になりたいです。

次、お逢いすることがあれば、
奴隷として10度の逢瀬を体験することになりますが、
次、ご主人様の前に呼ばれる私は
どんな私なのかは、全く予想できません。

「関係を保証する安心感」を与えないことで、
ずっと縮まらない距離のようなものが
確かに存在していると思います。
それは私やご主人様にとっては必要で大切な距離かもしれません。
でも、もし、ご主人様にとっての、
特別ななにかになることができたら
うれしいです。
なれるかな・・・。
頑張りたいです。












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