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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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『 月 』

ねぇ、貴方。
今宵は、月が一等綺麗ですね。
真紺の夜空に、
神々しく輝くまろやかな光、
儚く影を落とす、
淡いグレーのクレータの装飾

街の灯が消え始めたころ、
ひそやかに佇んでいた星たちも、
きらりきらりと輝きを主張しはじめます。
ひとつ見つかればまたひとつ、またひとつと、
驚くほどたくさんの星たちが
囁くように光を放っていることに
気づくのです。

今宵、貴方は空を見上げましたか?

私はひとり、
貴方の刻んだ傷跡を躰の奥に感じながら
それを慈しんで
帰路につきます。

綺麗な月夜

お月様と、敬称でお呼びしたくなるのは
こんな月夜のことなのでしょう

綺麗な月夜

欠け、満ち、また欠けゆく
ひとつとして
同じ巡りはこない月夜

同じものはない
今宵の逢瀬もまた同じ

今宵、貴方は空を見上げましたか?
貴方の空は私の見ている空と繋がっていますか?
同じ、月を見ているのですか
同じ夜に、確かに存在していると、聴かせて・・・
もっと深く
もっと強く

ねぇ、貴方。
苦しいほどに
月の光が、綺麗です





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