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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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白い息

逢瀬のあとには、
ご主人様からの
言葉がない日が続きます。

それは、少しの冷却のための時間をご主人様に与えられているのか、
ご主人様が、私に何も言うべきことが無かったり、
関わる興味が生じえないために
そうなっているのかどうかは
解りません。

ただ、私の存在を特に感じなくても
構わない時間が
しばらく続く、
そういう期間なのかもしれません。

もしくは、そのときどきの逢瀬の意味を
考える時間を与えるべく、
敢えて「作っている」空白なのかもしれない。

どちらにせよ。

私はご主人様のことを考え、想い、
心のなかはそれに占められています。
もっと、求められるような存在になってみたい。
そう想いながら道を行く。

息が白くなり始めた、
今朝の
通勤の、
なかでさえ、も。













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