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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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10度目の逢瀬 逢瀬日記10(1)

その日は突然訪れます。
出て来なさいとのご命令です。
プラグを着けたまま、待ち合わせ場所に来るように、と。

私は少し早めにそこで待つ。
いろいろ、頭の中でご挨拶を
シュミレーションしてみる。
でも、
しっくりくる言葉がみつからない。

ご主人様が私の肩に手を触れる。

部屋に入り、結局は、
いつも私がよく口にするのと大差ないご挨拶を
床に頭をつけたままで述べる。

ご主人様は、
私の頭を軽く撫で、
すぐに目隠し、口枷を付けました。

バッグから紫に染められた麻縄を取り出して、
身体をきつく縛ります。
ご主人様はいつも綿ロープを選ばれることが多いので、
麻縄を手に取られるのははじめてのことでした。
ちくちくと肌を刺激するその感触。
股にロータを喰い込まされて・・・
その刺激は痛みです。
それから、何度も何度も鞭で私の身体を打ちました。
本当に痛い・・
痛くて。痛い・・・。

むきだしになったちくびを、木製のクリップで挟まれて、
そのまま何度も鞭が続きます。
痛い・・。
ちくびはもげそうなほどきつく摘ままれ、
きっと赤く充血しているでしょう。
何度も降ってくる鞭は、
私の日に灼けていない肌を、
刻むように赤く、その証を残しているでしょう
でも、私は、言葉を持つことも許されず、
涎さえも自制できず、
視覚も遮られて、その痛みをただ、感じるしかありません。
ご主人様に与えられる痛みだけを
自覚して
床に転がされています。

顔を鞭で打たれた時には、
思わず涙が出ました。
くぐもった鳴き声をたくさんあげましたが、
ご主人様が私に「与える」
痛みをよろこびと感じる回路には接続されず、
悲鳴に近い様な、
たすけてくださいと懇願するような、
喉から絞り出すような嗚咽でした。

ひとしきり打って、私の反応にも飽きたのか、
口枷を外されます。
そして、また、鞭を打ちつけて、
部屋に響く高い声・・。

たくさん耐えたあと、
目隠しを外されて、
私がどんな貌をしているか観られてしまう。

いつもより、スッと冷えたまなざし。
いつもよりも、濃いめのS。
サディスティック・・・。









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