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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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逢瀬日記33(3)

「いただきます」のときのように、
てのひらを、胸の前で合わせるようにさせたまま、
それを高く掲げさせ、そのまま後ろに倒すようにして
腕は固定されます。

それから、股に当たる部分の縄は、
きつく結び目をつくられ、
通されます。
ぎしぎしと、身体が軋みました。

鏡で、その姿を私にいちど見せてから、
ゆっくりと立たせて、
ご主人様は鞭を振るいました。
痛みが身体に刻まれます。
ベッドへ追い上げて、
それから再び、
今度は一本鞭で、
何度も皮膚を打ちました。

裂かれそうな痛みに、うずくまりました。
比較的、「やさしく」
打ってくださっているのでしょうが、
どの一打も、痛くて痛くて堪りませんでした。
痛みで涙が出ました。

ご主人様は、3数えるように命じて、
一打目、二打目、三打目・・と、
私のカウントに合わせて、
鞭をしならせました。

痛みに、唇をきつく閉じました。
きっと、白い肌は、赤みが差して、ひりひりと熱をもっていることでしょう。
ご主人様は、打ち終えると、
そのまま、
“味見をするように”して、
縄のあいだから硬くなった性器をさしこんで、
おまん/こを使いました。
気紛れに突くのを止め、
ロープを解いていただきます。
うずくまる私に、
どんな気分か、訊かれました。

“何かが入ってくる感覚”が久しぶりだったおまん/こは、
じんじんと疼き、ずきずきと痛みました。
打たれた後の皮膚は、
ひりひりと敏感になっていました。
私はベッドに座り込んで、何も言えずにいました。

ご主人様は、再び、
どんな気分かと、私に訊きました。











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