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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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ブログをはじめてもうすぐ10ヶ月

もうすぐ10ヶ月、
いえ、“まだ”、10ヶ月、なのか・・・。

春の嵐を過ぎて、
陽気は日に日に強さを増し、
この「逢瀬日記」という
ブログを書き始めて、
季節の移り変わりをみます。


文章化していると、
あらためて、
自分のできていなかったところ、
見苦しいところ、
ご主人様に対して失礼をしたという気持ちが
たくさん見えてきます。

至らなくて悲しい思いもたくさんありますが、
その気持ちさえも、
ご主人様が与えて下さったことへの確認になっています。

ご主人様からお叱りを受けるとき、
100%理解・受容できるときもあれば、
50%、30%のとき・・・、
それぞれ気持ちの変化があったんだと思います。
はじめはよくわからなかったことも、
徐々に、
あれは、このことを教えて下さっていたのかな、
と感じたりすることもあります。

書いたときすぐの気持ち、
読み返した今の気持ち、
そのときといまとの気持ちの受け止め方の変化を思えば、
ご主人様の調教が、
私に届くまでの時差をつくってしまった未熟な自分を感じます。
自分の考えを無理矢理、
いろんなことに当て嵌めようとする、
間違った努力をしていたことも知ります。

ひとつの調教をうけたのは、
過去のあの時点、一度きりですけれど、
こうして、反芻したり、
思いを改めたりするたびに、
もう一度、
調教を受け直しているのだと知ります。
何度だって・・・。

私は何度だって、ご主人様から
調教をお受けすることができる、
くださったあの時間、あの言葉を
何度も行き来できるんだって・・・。
身体をそっと離しているときも
距離や時間が隔てても
想いのなかに帰ることができる
その足元へと戻ることができる

ご主人様が、たくさん、
私のことを叱ってくださったり、
怒ってくださったこと、
とても深い感謝の気持ちを持っています。

成長率の低い私ですが、
すぐに気持ちの浮ついてしまう私ですが、
ご主人様は、ご主人様の持つ、
「“主従というもの”を大切に思う気持ち」
「関与する覚悟」を、
私に向けてきてくださったのだと
振り返るたびに思います。
そんなふうに、思うのです。









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