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逢瀬日記32(2)2012-05-09 Wed 23:51
ドラッグストアでローションを買い求め、
あらかじめアナ/ルも遣って頂けるよう、 下準備をして待ちます。 指定された場所、 指定された時間を少しまわった頃、 肩に手が触れられて、 ああ、こんなふうに始まるのも、 すごく久しいこと、と、思います。 あとをついて、小部屋へと。 そこまでの道行きは、 少し距離をおいて歩くのが好ましい。 つれられていくという感覚を堪能できるから。 まぎれもなく、 いま、 街中で、 雑踏で、 リードを牽かれているという感覚。 ご主人様と、私にしか見えないリード・・・。 ご主人様は、ベビーピンク色の薄い生地に、 ちいさな花柄があしらわれた、 細やかなレースでふちを彩っている刺繍糸が多色使いで美しい、下着姿になった私を、 足元に跪かせ、 ご挨拶と、・・・、脱衣を命じられました。 そののちに、 ベッドにあがることを許され、 ご主人様の肌に、近づきます。 ご主人様と奴隷という、 はてしない、届かない距離、絶対に縮まることのない距離を感じながら、 こんなにも近く、その体温を感じて、くらくらします。 その絶対的な距離に、安心感を覚えるのは不思議な感覚です。 「また」「戻ってくることができた」という安心感。 「まだ」「奴隷で居られる」という安心感。 被支配に対する快感。 被虐への期待は、 ご主人様の所有物として扱われることへの期待。 その期待は、 ご主人様がその欲望、支配、加虐・・・を隠すことなく全てを、 私にまっすぐに向けて下さることへの期待。 私を所有物と見なす心の動きへの期待。 その心の動きに囚われる悦び。 ご主人様の本当の心の一部・・・に、 向き合える悦び。 偽りない姿を晒し、 また、 偽りない姿に触れる悦び。 私はご主人様を見上げて、 ご主人様は私を見下ろす。 まじわる視線が、ご主人様の繋いだ鎖。 お越し下さり、ありがとうございます。 1クリックをお願いします。 |
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