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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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逢瀬日記29(6)

Kを帰してくださって、静かになった部屋で、
私はすぐにご主人様のもとに寄り添いたい気持ちでいっぱいでした。

「おいで」

そうおっしゃってくださり、
涙が溢れそうになりました。

たったひと言なのに、
待ち望んだその声、その言葉を聞くと。

私は、まるで、
ペット、みたいに、
ベッドであぐらをかいて座る
ご主人様の膝のうえに丸まって、すがりつきました。

ご主人様を求める気持ちは、
いままでで一番強かったかもしれません。
ずっと、こうしていたいと思いました。
ご主人様が、
今まで、
そしてこの今も、
私のご主人様でいてくださったこと、
私のご主人様でいてくださることを
感謝しました。
深く、感謝しました。

「よくがんばりました。」
ご主人様はそうおっしゃって、髪を撫でてくださいました。

「今日は、最近のいくつかの粗相のお仕置きも
するつもりだったけれど、
頑張ったからなしにしてあげる。」
と。
私はご主人様の声を聞きながら、
うっとりと
その太腿にずっと頬を擦り続けていました。
甘えたい気持ち、
私を見ていて欲しい気持ちでいっぱいになりました。

どちらかというと・・・、
私は上手に甘えることができないほうだと思っていました。
頼ったり甘えたりするよりも
自分でなんとかどうにかしないといけないと思うことが多いような。
このときは
本当に心からご主人様に甘えたい気持ちで満ちていて
甘えたいという気持ちに対しても罪悪感はありませんでした。
こころから、気持ちよく、
甘える快感に浸っていました。

何度も、「(私の)ご主人様、主(あるじ)」だと、
確かめたい気持ちで居ました。
所有物であると、ご主人様のものだと。

「どうだった?」
ご主人様から離れようとしない私に、
笑い混じりにご主人様に感想を求められました。

「Kさん、M性が強いから、
私がSにならざるをえない感じで、
でも・・・。すごくおねだりしてくるから、
Mってズルいなと思いました・・。」

「ははは」

「だって欲しがりなんですもの。
それに・・・、ご主人様、たのしそうだし。
ご主人様の、Kさんに対するメールでのご命令の話とか、
ちょっと・・・ジェラシーです。」

ご主人様は笑っておられます。

「私も・・、いつもあんなにおねだりしているのかな?」

「でも、かわいかったでしょ?」
KのM性をそんなふうにおっしゃる。

「そう!絶対、ご主人様、
Kさんのこと、ちょっとかわいいとかって思ってるって感じて!
M性では負けた・・・気分です。」

ご主人様はまた笑う。
ご主人様がこんなふうに愉しそうにしているのが
一番うれしい。
一番安心する。
こんなふうに笑う、
ご主人様が居てくださることがうれしい。

うれしくて、許可も得ないうちに、
ご主人様の身体に唇をつける。
この特別なかたの身体に。

くちびるでご主人様をなぞっていると、
ご主人様は、私の髪をわし掴みにして、
顔をご主人様のほうに向かせる。
「智薫、私の命じるときにいつでもいけるようになりなさい」
そう、おっしゃいました。

ご主人様と出会う前の私なら、
眼を見るだけで感じたり
声にぞくぞくする感受性の存在を
信用しなかったと思います。
私はこのご主人様の言葉を聞いて、
ああ、私はそういうふうになれるんだ、と、思いました。
ご主人様が私の快感をコントロールできるような身体に
変わっていけるんだと思いました。

奴隷として扱われることがうれしくて仕方ない。
「もっと奥」
私の喉の奥のほうまで、
硬くなった性器を突き立てるご主人様、
私の頭を押すようにして、
深く・・・。
うれしい。
掴む手、ご主人様の手、
しなやかなレザーのような
おちんち/んの張り。
なめらかな皮膚。
感じてしまう。
「口まん/こでいくのか」
というご主人様の声に、すごく、感じてしまいます。

感じる。
感じる、
だめ、とまらない。
フェラチ/オでいく、ということを知ります。
身体があつい。
ご主人様にぴたりと張りつくように、
粘膜と粘膜が溶け合いそう
溶ける。
眼をみて、また感じる。
身体があつい。
眼で、感じる。
欲しい、
私のご主人様・・・。

「なにもしてないのに、いくのか。
いいぞ、ほら、いけ。」
そんなふうに許可をくださいます。

私の身体、ご主人様の持ちもの、の、身体。
きもちよくて仕方ない。
身体を反らせます。
ぴくんと跳ねます。
すごく、きもちいい・・・。

「触ってもないのに、いった」と、ご主人様は笑います。
「奴隷のどこに入れて欲しい?」
そう訊いてくださるご主人様に、
私は正直に答えました。









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