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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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逢瀬日記19(8) 赤

部屋に通されて、
どきどきしたままで、うすく透けるキャミソール姿になり、
ご主人様のもとへ跪きました。

伏せの姿勢をとって、
ご主人様へご挨拶をします。

ご主人様は、私の言葉を聞いて、頷き、
リードを手にして首輪に繋がれます。
それから・・・、
私のリードを引いて、部屋の隅から隅へと、歩まれました。
私はその力に従って、よつばいで、
本当の犬のように・・・、這います。

ベッドに腰掛けられてから、私はその膝を抱く様にして、
床へ座り込みました。

ご主人様は、私の頭を撫でてくださいました。
そのまま、浴室へ連れられ、
ご主人様はおしっこをするために、
私に咥えさせました。

はじめのころ、
何度も何度もこぼしてばかりいたおしっこ。
飲めるなんて思っていなかったその液体。
今日は、全くこぼすことなく私の喉を伝っていきます。
お口をすすがせてもらってから、
ご主人様は再びベッドルームへ連れて行き、
「こぼさず飲めたね」と、褒めて下さいました。
「立ってご覧、自分の姿を見てみなさい。」
ご主人様のご命令でそうすると、
鏡のなかの女に見えるのは、
白い肌に対照的な真っ赤な下着と、
レェスの透ける真っ赤なキャミソールを纏った姿に
きつく巻きつく深紫のロープ、
女のかたちを強調したフォルム、
首に懸けられた赤い首輪。
そしてそこからご主人様の手元へと繋がる真っ赤なリード。

きれいだ、と思いました。

ご主人様の奴隷だと思いました。

とても、“きれいだと思った”なんて、
口には出せませんでしたが、
私にとって、本当の意味で、
ご主人様の奴隷になれたと感じて、とても嬉しかったです。
鏡のなかの女は、
まごうことなき
「ご主人様の奴隷」でした。

ご主人様は、鏡をほうっと見つめている私の、
おまん/こへ掛かるロープをくっと引き、
感じるか、と囁きました。

意地悪くいくつかの言葉を投げかけて、
私に自分でその部分のロープを弄らせました。
腰を振って、
いやらしくくねらせて、
それがご主人様を煽情するように。
ご主人様は奴隷のその姿を動画に撮ってくださいました。

ご主人様の飽きた頃、
ベッドへ招かれて、伏せて寄り添います。
首輪に繋がれた私は、
完全に・・、ご主人様の奴隷のスイッチが入ってしまっていて、
ご主人様のご命令がうれしくて仕方ないという状態になっていました。

ご主人様は、おまん/こへバイブを挿入し、
足を舐めるよう命じ、その様子もまた、撮ってくださいました。
ご主人様は私のいる方向へ足を投げ出された儘、
私の用意した雑誌をご覧になっています。
ズボン越しに、ご主人様のおちんち/んが
硬くなっているのを見てとれることが
とても・・・、うれしかったです。
それが雑誌の視覚的情報に依るものでも、
私の足へのご奉仕に依るものであっても。

指を口に含み、べろべろと舐めまわします。
ご主人様の足・・・。

ご主人様のからだは、どこも綺麗で、
舐めるのを躊躇うところはありません。
私の中で揺れるバイブが、
ロープに擦れて、
ご主人様の様子に興奮してしまう私をよがらせます。
いくなよ、と、制されながら、
ご主人様のからだに舌を這わせ続けました。












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