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逢瀬日記19(5) 赤2012-01-24 Tue 09:47
後をついて、ブースを出て、
ご主人様がカウンターでお会計をされている間、 私は、お店の前で待っている散歩途中のペットのような気持ちでした。 階段を降りることひとつとっても、 ひきつれるロープが、 足の付け根や、その奥を締めつけて、 立っているのも結構辛い・・のです。 恥ずかしさでいっぱいの気持ちと、 これから調教をしていただけるのかなという 期待の混じるうれしい気持ち、不安、 そういうもので満たされていきます。 けれどもやはり、ご主人様の行動はいつも予想外なのです。 ご主人様は、ホテルへとは向かわれず、 角を曲がって、人通りのある(!)、 商店街のある方へ入ってゆかれました。 人通り、 人のいる場所特有の少し熱をもった空気、 ざわめき、 店々から流れる、安っぽい音楽。 肌が敏感に私の輪郭をはっきりさせます。 縛られて初めて人のいるところを歩くという経験は、 異世界に連れてこられたような感じでした。 それが着衣のしたの出来事で、 すれ違う人たちから察知できないものであったとしても・・・。 見たことがある風景も 初めて接するような感覚。 私や私のご主人様とは何の関わりも無い往来の人びと、 何気ない通りの様子も、 特別なものとして見てしまいます。 細い路地から覗く、小枝の先に見つけた、 葉のひとひらの緑でさえも・・・ 歩くたびに、アナ/ルビーズの先端が ぷらぷら揺れるのを感じます。 私のしっぽ・・。 今日、このようなミニスカートで来るのは 間違いだったと、ひどく思います。 きっと段差のあるところなら、 後ろから見えちゃう・・。 ブラウスも、襟ぐりが大きく開いているので、 外からそうと判らないにしても、 自分の視線からは、 時折ちらちらと、紫のロープがのぞいてしまいます。 ご主人様とお散歩中の奴隷、というタイトルが頭を掠めます。 ブログランキングに参加しております。 1クリックよろしくお願いいたします。 |