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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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逢瀬日記22(6)

これほどまでに
ゆっくりと
たゆたうように
流れる時間を
ご主人様と過ごしたのは
初めてのことのように思います。

ご主人様の素肌に
私もすべて脱いだ身体を
ぴったりと添わせます。
ご主人様の体温、
あたたかくてとても気持ちいいです。

ご主人様は、
ときどき、
私の頭を撫でてくださったり、
ウエストのラインを指先でなぞってくださったりしました。
私がそこに存在することを
確かめてくださるように・・・。

私はうれしくて、
TVのほうを眺めているご主人様の
ちくびを指でこちょこちょしたり
ご主人様がこちらを一瞥するタイミングに合わせて
目をそらして知らんぷりするという遊びに
没頭しました(笑)

調教のあとの
こんなにもまったりとした時間を
夢のようだと思いました。

そして、
私の頭を軽くぽんと叩いて、
「来なくてよかったね」と、
ひとこと伝え、
ご主人様の携帯の画面を私にすっと見せました。
その小さな画面には、
どこかのサイトが映っていて、
そこには、
匿名で、3Pを誘うような募集の文が連なっていました。
明らかにご主人様が書いたものでした。

すっと血が冷たくなっていくような感じがしました。
さきほどまで、
夢のような温かさの中に居たことなど
遠いことのようで
こころが砕けていく音を聴いたような気がしました。
私は気持ちが凍ったまま、
ご主人様に対しては不自然に
にこにこして
悲しさが伝わらない様に努力していたように思います。








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