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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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逢瀬日記22(1)

お呼び出しをいただきました。
まだ夜は浅く、白い月が出ていました。

重いお道具袋を抱えて、
塩サイダーとオレンジジュース、エビアンと
じゃがりこ(スパイシーチキン味)と
オレオ(レモンクリーム)を購入して、
指定の場所で待ちます。

10分ほど待っていると、
後ろから、
触れるか触れないかぐらいの
わずかな圧で、
ご主人様は私の身体に触れました。
何も言わずそこを離れるご主人様の背を追いかけます。

ひとことも交わさずに、
ただ着き従うことを
甘美に思えてしまいます。

部屋に入ると、
ご主人様はジャケットを脱いで、
青いストライプ地の長袖シャツのまま、
ベッドに仰向けに横たわりました。

きっとお疲れなのでしょう。
喉を潤せるよう、お飲み物とおつまみを準備します。

私はコートと、それから、
CECIL McBEEのボディコンシャスな幾何学柄のワンピースを脱ぎ、
黒と紫が縁取るTバックショーツとブラの姿になります。

「準備ができました」
正座をしてそう伝えると、
ご挨拶を命じていただき、
床と額とがキスするような感覚で頭を下げ、
ご主人様への感謝とご調教に対する想いを伝えました。

ご主人様は、私を伏せさせたままで、
お道具の点検をされ、
それから、赤い首輪を取り出し、
首にきつく巻きつけました。
首輪の金具がかちゃりと締まる音、
それだけで、
心と体が服従を悦び、
私はご主人様の雌の貌になっているような
そんな気がいたします。






お越しいただき、ありがとうございます。



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