スポンサーサイト-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書く事で広告が消せます。 |
逢瀬日記22(4)2012-02-27 Mon 23:49
電車の中。
月は、すでに高く、 朧に黄みを帯びて、 こわいほどはっきりとした輪郭で光っている。 ご主人様の言葉を思い出しながら帰路についた日の記憶。 少しずつ、記憶の糸を辿る。 手繰り寄せる、 ご主人様の声、 肌、 体温、 気配。 ご主人様は、奴隷を裸にし、 おまん/こにバイブを突っ込み、ご奉仕を命じられました。 そして少し経ったあと、 それを止めさせ、 膝立ちにさせました。 噛む乳首。 がりりと。 自分の手でクリトリ/スをいじるように命じ、 そのままバイブを出し入れしました。 私は、 ・・・、 いくのを我慢しました。 いきたくない。 私が、快感を押し殺すような悶える息を漏らすと、 その手の責めは荒くなります。 「やだ。」 私は出来る限りの抵抗を試みます。 「ふ。我慢するか。」 ご主人様は、私の耐える様子を鼻で嗤います。 「いきたいか?」 試すように、誘います。 「いや。」 頑なに、絶頂を引き渡すのを拒みます。 「智薫は、何?」 ご主人様は、根本的な問いを私へ投げます。 「ご主人様の、奴隷です」 それしか答えがないのに。 「ほら、いけ。いきなさい。」 ご主人様は、執拗に責め、 私は私の身体を手放します。 一方的に与えられる絶頂は、 苦痛の様でもあり・・・ 「ほら、また、いけ。」 「狂え。」 「もっと。」 「喘げ。」 「もっと、狂え。」 ご主人様の言葉に呼応するように、 私の腰は宙へ浮かせ、 がくがくと震え、 私の意に反して、 逃げても、逃げても、 快楽に覆い尽くされて、 苦しみのなか、 酔いしれてしまいます、 ご主人様の与えるすべてに。 何度かの絶頂のあと、 ベッドに脱力すると、 「へばるな」と、 叱られました。 「ご奉仕を続けなさい」という声で 私の身体はようやく目覚めて、 ご主人様の身体へと愛撫を始めました。 お越しいただき、ありがとうございます。 |
| 逢瀬日記 |
|