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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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性器

銀色のスプーンに、
白くつるりとした
ヨーグルトを掬って
口元に運ぶ

爽やかな香りと共に
つるりと口の中に満ちる

こんなふうに、
私の口は、
身体をつくるものを
迎え入れて
栄養や、
言葉を
咀嚼しながら生きてきた

私の口が
性器の役割を失してから
もうすぐひとつきになる

口腔が
喉が
舌が
くちびるが
求めるものがある

唾液がしっとりと満ちる

あのときのあの感覚を懐かしく思う

舌がしなやかな肌を這い
喉奥を無様な音と共に
押し上げる

口枷をきつく嵌められて
閉じたくても閉じることも出来ず
意志とは関係なく
つうーっと
線を描いて唾液が滴り落ち
ちいさなみずたまりをつくる

あるときには
ご主人様のくちびるが
それを塞ぎ
少し冷たい舌先が
舌をとろかしたことも


ご奉仕することを悦んだり
口虐を与えられたり
放置を受けたり
、する、
私の・・・、
性器・・・。






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