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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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主従関係の魅力について

(当エントリは、先のエントリ「キラーフレイズ」で、
いただいたコメントへの私の返信コメントを
一部改変・追加して転載したものですが、
いまの気分に合っていたので、
ひとつのエントリとして、再掲載させていただいています)


ご主人様に「もうひとり」がいることを知ったとき、
私がもう要らないから、
そうなったのかとは少し思ったものの、
事実を知ってすぐに、
“じゃあ、もう、私はご主人様との主従関係をすぐに解消したい、降りたい”
というふうには思いませんでした。
その背景には、ご主人様のつくる、この関係の特殊性とその魅力、
今日までに積み重ねてきたものがあったからだと思います。

ご主人様が私に教えて下さっている、
「生まれてはじめて一人の男性に悦んでもらうことだけにすべてを捧げること」。

私は、はじめ、見返りや期待なく、
ひとに(それも、何もかも知らない男のひとに)
そういうことが出来るようになるか、自信が持てずにいました。
むしろ積極的に疑っていたかもしれません・・・
けれども、繰り返し言葉や身体を交わすうち、
「値するから出来る。」と思うようになりました。
ご主人様は私のすべてに値する。
ご主人様だから出来る。
ご主人様が悦んで下さる可能性があるから出来る。
そんなふうに感じるようになりました。
私が選んだ、
選び続けた結果、
ふりかえったら続いていた、
そういう関係だと思いました。
奴隷にさせられたのではなく、
奴隷にしていただいている。
調教にのせたご主人様自身の想いをいただいている。
私は、ご主人様を愛し、尊敬し、感謝を持っているんだと思いました。
だから私からは壊さなかったし、
壊すことを考えることさえもしなかったんだと思いました。
もし、今日突然それが「もうおしまい」と言われたとしても、
きっとめちゃくちゃ泣くとは思いますが、
いままでの自分の気持ちや身体の変化や、
ご主人様とのあいだに築いた時間や空気感は
消えないから、
与えられたものを大切にしたまま、
私のなかのご主人様を汚さずに居られると思います。
まあ、・・・めちゃくちゃ泣くと思いますけどね。絶対。

そして、それほど大切に思っている「主従関係」の魅力について、
考えてみました。

答えのひとつは、全力で「手」も、「気持ち」も、一切抜かずに、
向かい合えることです。

なれ合いを求めると切られる関係。
スポーツや、ゲームの対局にも似た、
意識的に集中して高めあう関係性
限られた時間を精一杯生きている感触、
しかも、真剣に向き合えば向き合うほど、
“それが快感に変わる”という発見。
その快感を教えて下さったのは、
“ご主人様との主従”という性的趣向に基づく関係性でした。

ご主人様だけを見て、ご主人様の奴隷として居られること。
私は、ご主人様の奴隷として傅くとき、
ご主人様の所有物であることを強く意識します。
そして、そう在るように努めます。
ご主人様だけを見るように・・・。
日常の雑事や、迷いがあると、
大事なものが見えなくなるから、聞こえなくなるから。

私の期待や思惑、邪念を挟まずに、
「いま、ここ」にしか居ないご主人様だけを見て、
ご主人様に仕えるということを出来るようになりたいです。

人間は都合良く出来ていて、
その瞬間瞬間に、
見たいものしか見えないし、
聞きたいことしか聞こえない、
そういうことってあると思います。
だから、私の見ている世界とご主人様の見ている世界はきっと明らかに違うし、
相容れない。
絶対的な上下関係。
縮まらない距離。
その違いに私は惹かれるのだと思います。
そして、一瞬であったとしても、
その2つの世界が交差する瞬間を感じたとき、
ご主人様と同じものを共有できたと感じたとき、
深い感動を持つのだと思います。
それが・・・、
私にとっての主従という関係の魅力です。

私が見たいもの
私が聞きたいことではなく、
ご主人様が見たいもの(見せたいもの)
ご主人様が聞きたいこと(聞かせたいこと)
を、捧げたり、受け止めたりできるようになりたいです。
ご主人様は、私がなにかを掴むまで、見えるまで、聞こえるまで
待っていてくださる方なので、
それは本当に感謝しています。
ひとりで悩むとよく脱線したり迷子になるので・・・

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