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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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「愛奴について」

調教ハイライト4,「愛奴」について

私のレポート、ご主人様の返信の順に綴ります。


私のレポート
「愛奴について」

「愛奴」って、なんだか、特別な響きのある言葉ですよね。
所詮、言葉遊びに過ぎませんが・・・。
ご主人様にとっての「愛奴」って、
どういう存在だろうと一時期よく考えました。
以前、お聞きしたこともありましたよね。
そのときは、パートナーという言葉と同義、
そんなふうにおっしゃいましたが。
ご主人様が、調教それ自体を愛しているという文脈からは、
ご主人様にとっての「奴隷」とは、
調教の成果を示す、鏡的な道具なのかなと感じます。
だから道具に愛を持つことはない。
たとえば、
よく使う道具・・・、
便利だと感じるもの、
ちょっとデザインが気に入っているもの、
それを「よく使う」と称すれば、
手に取る頻度のことを「お気に入り」や「愛着」というのなら、
「大切にしている」とも言えなくもないけれど、
道具を使って何かをするために必要なだけで、
道具が好きだから、コレクションするわけではない・・・のかな。

ご主人様が愛しているのは調教。
だから、
可愛がってもらいたいとか、
特別なものが欲しいと望むなら、
関係性を大切にしたいと望むなら、
ご主人様に求めるのは間違いだったのかもしれない。
私自身が、従ってみたい、支配されたいと望む相手だったからこそ、
かわいがってもらいたい、とか、
特別なものが欲しいと、私は何度も想ってしまった。
それは、恋愛感情とは少し違って、
主への、慕う気持ち。
それだったと思う。
私はこれから、その気持ちを削るようにして、
薄めていかなくてはいけないのかな・・・。
私が求めるものは、ご主人様には不要なものですか





ご主人様の返信
「愛奴について」

智薫。
智薫は私の「愛奴」です。
自覚を持ちなさい。
けれど、

>可愛がってもらいたいとか、
 特別なものが欲しいと望むなら、
 関係性を大切にしたいと望むなら、
 ご主人様に求めるのは間違いだったのかもしれない。

これは、考え直しなさい。
私は智薫との関係を、「大切」にしているし、
智薫という奴隷を「可愛がって」もいる。
それは調教に不可欠なことだから。

智薫が言っているのは、
智薫が「大切にしてもらっている」
「可愛がってもらっている」と感じられることを求めているということ。
もう少しよく考えなさい。






言葉で伝えられてはじめて、
ああ、私は、ご主人様のなかで
「愛奴」と呼べる存在だったのか、と思いました。
信じられない心地でした。
言葉として憧れがありました。
ご主人様の愛奴になりたいと思っていました。
ずっと。

以前のエントリである
言葉、知らない世界
にも、同じ気持ちが書かれていました。

私の見ている関係のかたちと
ご主人様の見ている関係のかたち
それぞれが見ている
たったひとつのかたち
他のどこにも存在しない、
ただひとつのもの
私はそのただひとつがずっと欲しかった。
私は私のかたちを愛したいし、
ご主人様のかたちを愛したい。
相容れないことではないように思う。
そう望む私を認めて貰えるように
努力の方向性を知りたい。

(つづく)







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