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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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逢瀬日記37(1)

携帯を開くと、
ご主人様からのメッセージが届いていました。
そこに記されているとおり、
指定の場所へ向かうため
カフェを出ます。

着くとすぐ、
あの姿。
逢えたんだ、と思いました。
言葉を交わさないまま
ご主人様の歩く方へ
少し距離をおいて、
ついていきます。

夜に染められていく空のなかに、
いまを見る。

あの角を曲がって、
建物へ入ります。

「挨拶はいいから。
道具準備して。」

私は緊張しながら
その言葉に従います。

身体のラインがはっきりとわかる、
タイトミニのデザインの、
ガーリーな
ピンク地に白いレース模様のワンピースを
ゆっくりと脱いで、
白いブラと白のショーツ、
同じく白のガーター姿になります。
自分の鞄から、
ご主人様が調教に使われる道具を
出して、きれいに揃えました。

「首輪は?」
ご主人様は、
そう、私におっしゃいます。

私は、その言葉に、
握りしめていた赤い首輪を
差し出しました。
はぁ・・・あ・・・。
ぞくぞくする。
首輪を巻いていただくこと。
それは、
私のなかで、
ご主人様の奴隷であることを示す
とても象徴的な行為で
・・・、
それだけで、
私のなかの何かがとろけだして
溢れそうになります。
ご主人様に示される。

ご主人様は私の首に、
その赤の首輪をきつく留め、
リードを繋ぎました。

ご主人様の手に握られる
リードの先端のほうに
目を遣っては、
ぎゅうっと
こころが締め付けられるような
甘い・・快感でいっぱいになります。
繋がれている、
視覚で確認する
神聖な
行為
私には、そう感じられます。

「おいで」と、
リードを引いて足元の方へと
引き寄せてくださいます。
「この感覚」に、
あ、これ・・・。と、思いました。

ご主人様のものという感覚。
所有されている感覚。
「伏せ」というご命令ひとつも、
身体の記憶がよみがえる感じで。
身体が思い出す。
身体が覚えている。
ご主人様の奴隷としての動き方、たたずまい、在り方を。








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