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グラスを前に2014-09-22 Mon 22:20
また、何日か、何週間か、あるいは月か、
置き去りにされたままで、 ある日突然呼ばれたりするのかな・・・と、 冷えたグラスを前に、そう思いました。 静かに考えを巡らすには、 人の出入りの少ない純喫茶が向いていて、 人の気配がなさ過ぎても集中が難しく、 賑やかすぎるのも趣きにあわず、 適度なひと気が、 ゆるやかな安堵を与えます。 あのとき、何が起こっていたのか、と思う。 手加減なく感じたこと。 痛みが受け入れ難かったのは、 それが「とても痛かった」こともあるけれど、 それ以上に、 痛みが何もストーリーを伴わなかったから。 あのとき打たれたのは、 抉られたのは、 私でなくても相違なかったかと思われて仕方なかったから。 ご主人様は、「いつもの調教」で「いつものつもり」でいたのかもしれません。 「ご主人様のいつも」じゃないなあ、と思ったのは、 きっと、今まで私がご主人様のことを、 見ていたことの証のひとつなのだと、思いました。 私はたくさんのことをご主人様と経験させていただいたと思うし、 できたことやできなかったこと、たくさんありました。 ちょっとくらい、甘い言葉や甘い態度を挟み込めば もっとうまくできるのに、そういう「テクニック」は、あのかたは使わないんだとすこし笑う。 ただ、「テクニック」として使ってしまえば、それもまた、すぐばれるのだろうとすこし笑う。 私は「ご主人さま」が、何を思っているのかよくわからなくなっていた。 遊びで打っている感じではなかった。 痛かったし、こわかったし、私は己の身を守った。 ご主人様もまた、余裕がないようにみえ、楽しんでいないようにもみえた。 どういう気持ちでいたのかと、そればかり思った。 けれども、そういうことは、訊いても仕方のないことです。 言葉で言えないことが、行動として出たのだと思うから。 ご主人様は、私の反応は気にしていなかったのではないかと思う。 気に懸らなかった、 悲鳴と喘ぎの区別さえ・・・ ご訪問ありがとうございます。ランキングに登録しています。 1クリックいただければ幸いです。 |
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