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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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『黒い網目』

黒い網目が白い肌にくっきりと、なまなましかった。
指を這わせると、
黒い縒った糸の感触と、凹凸になっている素肌の
滑らかさと、繊維の抵抗の対比がより感じられた。
思うまま、そのネットを引き裂いて、
白い肌を鷲掴みにして、
紅い爪跡を、
証のように残したかった。

全身をいやらしく覆う網目は、覗かせる。
その隙間から、
薄紅に染まった小ぶりな真珠のような乳頭。
その感触を確かめたくなる。
捏ねまわして、その薄紅が、どのように紅みを帯びるのか、
見つめていたい。
途切れそうなその声を、何度も上げさせたい。

細い首筋、
それに噛みつきたい。
ドラキュラ伯爵は知っていたのかもしれない、
そこが甘美な部位だと、
歯を立てて、
歯型がくっきり残るのは、
私が残した証。
私のものだという証。
その跡をふちどる、肌が紅さす様子もまた、美しいだろう。

耳、それに舌をねじ込みたい。
複雑な形をしているのは、
そこにおびき寄せるためか。
すべてのお前の空洞を満たしたい。
私で。

奪いたい、
何もかも、
今も。












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