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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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逢瀬日記4(1)

突然、メールを着信しました。

ご主人様からのお呼び出しです。
私の方は、仕事で押しているし…。
お逢いできるかどうか、
不安に思いながらの返信です。
ご主人様は、
今日はご挨拶も脱衣もしなくていいとおっしゃいました。
なにか、大事なことを話されるのかなと思いました。
私のために、何かしら、時間をつくる必要性を感じて戴けた事実を
嬉しく思いました。

おそらく、ご主人様は、このごろ私の様子が変だと思っているかも。
ああ、そうでもないかも。
そこまで智薫に気が向いているわけではないかも・・・。不明。

一旦家に帰って、お道具を取って、まだ外出することは、
私にとって、リスキーなことでした。
家人に気付かれたら、逢瀬自体が無くなるかもしれません。

玄関に光がないことに感謝。
COACHの袋を取り出し、お道具袋を鞄に詰めたら、すぐ家を出ました。

少し肌寒い曇天で、雨が降ってもおかしくないような。
足早に駅へ向かう。
朝に、ちゃんとCHANELのうすいアイシャドウを入れて、
メイクしておいて良かった。
下着も、黒と紫のきちんとしたものをつけている。
ご主人様にお逢いしても恥ずかしくない格好だ。
今日穿いているショーツは、サイドが、張りつめた縄糸のようになっていて、
緊縛感があり、好ましい。

クリムトの絵のような、金色がデコルテを彩る、
ラメ光るニットと、
タイトさが綺麗なツイード風の紺色に金が混じるスカート。
ちゃんと女らしい恰好で居る自分を自分で褒める。

行く道の電車は、椎名林檎のコエを聴きながら、
こころの準備をしようと試みる。

駅に着いたら、「ちゃんとした女かどうか」を、
鏡越しに確かめる。

満足していただきたい。
私と過ごす時間の全てを。
時間をつくるべき存在でありたい。








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