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はじめての・・・(2)2011-08-18 Thu 23:33
部屋に入りました。
・・・。 ドアが閉まる時、 次にこのドアを開くときは、 まったく違う私になっていると思いながら。 空気はしんとしていて、 何か言葉を発することが罪になりそうな静けさ。 あらかじめ、作法として教わっていたように、 自ら、脱衣をします。 気持ちを落ち着かせながら、呼吸を整えながら、 アクセサリーを外して、 紺色のタイトスカートをおろして、 脚をあらわにし、 薄手のキャミソールも脱いで・・・。 照明は落とされることのないままに、 明るい部屋で、下着姿になっていきます。 白の下着をつけていました。 奴隷としての初夜に相応しく思ったので。 サイドがリボン結びになっている、 レースの細工も白で為されている、真っ白な下着。 次に、お道具を取り出し、並べます。 アイマスク、綿ロープ、ローション、ゴム、バイブレータ、ロータ。 ご主人様は、その様子をじっと見ています。 いえ、正確に言うと、じっと見ておられたように思います。 私は恥ずかしくて、ご主人様の様子を窺う余裕も無かったので・・・、 その眼を見る勇気も無く、自分の手元だけを見ていました。 準備が終わったころ、 ご主人様は「伏せ」と、ひとこと告げました。 それは、静まりかえった空間を裂くような、絶対的な命令でした。 こんなに、直接命令される言葉が、絶対的なものだとは思いませんでした。 従う以外にない、 本当に、絶対的な響き・・・。 ブログランキングに参加してみました。 応援よろしくお願いします。 ↓クリック |
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