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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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無意味な質問と、それを伝える意味

ときどき、ご主人様と過去に交わした会話が
ありありと浮かぶことがあります。

私に大きな意味を与えた印象深いものもたくさんありますし
軽やかでユーモラスなやりとりもまた、たくさん・・・

たくさんの対話のなか、
ご主人様が無意味な質問だと思っただろうな・・・と感じるうちの
そのひとつに、
「私はまだご主人様の奴隷ですか?」というものがあります。

寂しさに負けそうなときによく出ていたこの言葉、
無意味な質問だと 今では思います。

その質問の意味は、
認識の確認であったり、
ちゃんと見てほしいという願望であったり、
その願望を伝えたい気持ちであったり、
「ことば」という形にしないと不安だという
自信のなさの現れだったりしたのだと 思います。

きっと、「こんな質問意味ない」と思いながら聞いていただのだと思うし、
「無意味だ」と思われながら、その言葉は届いたのだと思います。

ご主人様は、
そのときどきで、「私はなにも変わっていない」と答えてくださったり、
質問の意図を問うたり、
向かい合ってくださいました。
あのころの私は、その様子をみたかったのだと、思います。
私のこころから思い切り絞る様にして落ちた一滴のような言葉を
どんなふうに感じるのか
知りたかったのだと

だから、質問の答えは何でもよかったのかもしれません。
ことばとしては無意味な質問かもしれないけれど

「私にとって重要な質問だということを知ってほしい」

「ご主人様にきいてほしい」

「SOS」

それが 伝える意味だったのだと 思います。



今日なら
私は その「無意味な質問」に、
こんなふうに、自分で答えることができます。

「智薫がご主人様の奴隷でいたいうちは、奴隷でいさせてくれるよ。
でも、ご主人様の奴隷でいたくなくなったら、奴隷でいなくてもいいよ。
望むか、望まないか、
行動するか、行動しないかは智薫しだいだよ。
智薫が選んでいくんだよ。
どんなふうに 生きたいの?
心のときめく方に進んでいいんだよ。」

自分に対して、そう言えるのは、きっと、幾度もの同じ無意味な質問にも
向き合ってくださっていたご主人様を感じるようになれたからだと 思います。
素直になれるまで、時間はかかるものですね・・・。
素直になれる日も、素直になれない日も、
心はあなたのもとに




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