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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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逢瀬日記61(2)

戯れに任せて、
「ハチ公プレイ」と名付けます。

その遊びは、
定刻にひとがどっと溢れるような
改札を往来する群衆のなかで、
いつかこちらへいらっしゃるであろう
あのかたは、やはり特別 心に留まるのかを
自ら確かめるゲーム。
飼い主を待ち続けた忠犬のきもちで

流れをつくる ひと ひと ひと
まだかな
まだだな

どきどき します。

すぐに視界に飛び込んでくるような
特別さを期待して


ある時刻になり、
突然、思わぬ方向から
ご主人様は いらっしゃいました。
存在に気付くというよりも
気付かされるような
心の動き
ストップウォッチが強く押されて なにかが始まるような


いつもと違う町並みでのお呼び出しは
思っていたように
少し特別さを与えました。

お部屋ではご主人様は脚を伸ばしてゆっくり休んでおられました。
脚を指先からマッサージして、
硬く張った筋肉をほぐしてゆきます。
一瞬
ちらり、と、目があいます。
ご主人様の目。
ご主人様が私をみる目。
ご主人様の目の奥に映る私。
私のなかのなにかが熱をもつ。

お逢いしてからこれまで
ほんの少しも お話などしていないけれど
これ以上に話すことなどあるのかと思う一瞬

ご主人様は私をみて
私はご主人様をみている

言葉にするとしたらどんな感じでしょう
裁きを受けるような?
赦されるような?
罰せられるような?
わからないけれど、
厳粛で、けれども、それがあたたかい。
そこにいなさい、そうしていなさい。
やってみなさい、思うようになさい。
命令に意訳するとしたら そんな感じだろうか。

私の・・・私に、欲情して貰えるでしょうかと、
こわさとともに思う。
お役に立てるでしょうかと、いつも思う。
このこわさが私には必要なものだと思う。
ある意味での「おそれ」が、私を強くしてくれるものだと思う。

結果、
喉奥をいっぱい使っていただいて、
後背位からもたくさん突き上げていただいたのでした。
最後は、お口に・・・。
飲み下させていただきました。

別れた帰り道、
私はいつもと違う駅で降りて、
見慣れない街を少し散歩して帰りました。

本日は智薫をお呼びいただき、ありがとうございました。






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