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逢瀬日記61(1)2014-03-29 Sat 12:03
ご主人様は、指定の場所へ私を呼ばれました。
あまり時間は取れないが、と前置きをして。 その少しの間にも、「呼ぶ」という意志の存在がうれしくて、 私はすぐに支度をはじめます。 外では天蓋のようなイルミネーションが綺麗。 心が弾むと、目的地へはすぐに着いてしまいます。 「家に帰るまでが遠足」なんてよくいいますけれど、 「目的地までへの到着」の、ひとりでの往路もまた、 私の中では意味のある逢瀬なのです。 もし、実際にスケジュールの変更があったとして、 お逢いできないことがあっても、 その意志があったことがとても大切で、貴重なこと。 所詮、人と人との、個と個との境界は越えられるものではなく、 人の気持ちなど、どんなに近く感じようが、わからないものです。 だからこそ、なんらかの「意志」の欠片が見えたとき、 今をともに生きていることを実感します。 黒のガーターベルト。 Tバックショーツ。 黒のコート。 少し紅みの強い唇。 逢瀬のためだけの、 女の香りが色濃くぷうんと揺蕩うような装いに、 酔う。 ご訪問ありがとうございます。ランキングに登録しています。 1クリックいただければ幸いです。 |
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