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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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ご主人様と夏

ある日のご主人様は、
それはそれは
痛ましいほどに
日に灼けておられました。

「できたての日焼け」は、
見るだけでひりひりという擬音がしそうなほどに

それから日を置いて、
その肌は
ゆっくりと
褐色になっていきました。

肌があの日の熱を納得して受け入れたみたいに

もう、ひりひりという擬音は聞こえません。
精悍さが残り
ただただ、
夏の日を生きていたという
時間の経過を
感じさせます。

あの日、真夏の熱を受け入れたご主人様
この日、真夏の熱を受け入れたご主人様

その身体の一貫性、時間の流れがいとおしく
その経過を感じられたことに
よろこびと感謝でいっぱいになるのです。

この夏もご主人様が私のなかにあって
心からうれしいと





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