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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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いとしさ

わりと元気になってきました。

自らの体調について、
こういうところで書くのはよしとしない思いがありますが、
たくさんお気遣いいただいて、
本当にうれしい思いでいっぱいです
ありがとうございます。


ご主人様からは相変わらず、
なにもお言葉はいただけませんが
きっと元気に
充実した日々を送っていらっしゃるのだと思います。
ご主人様がよい日々を過ごされていますように。



昨日本を読みました。
山崎ナオコーラさんの本。
このかたは、男と女の人間関係を、
実験的な視線で見つめていらっしゃる方なんだなあと思います。

少女マンガやそういうドラマに晒されながら生きる中で
こういう視線を持つ
女性性としてうまれた彼女の感性はすごいと思います。
だって、わりと、いろんなことに、
「そういうものかな」と思って生きてしまうことがあまりにも多い。
そのほうがいろいろ消耗しなかったりもしますし。

ストーリ-に出てくる女性は、イメージ的に奈良美智さんの描く、
ちょっと拗ねた、挑戦的なきらっと光る眼をしたひとみたいな感じ。
きっと、男性も女性も、こういう女性に嵌まったら、
ほかの女性では物足りなくなりそうね(笑)

昨夜読んだのは『お父さん大好き』という本ですが、
『世界は二人組ではできあがらない』という本が好きだったかな。
ひととひとのあいだにあるものの固定概念を
虫眼鏡で見る感覚。
希有な感性。
もっと素直に捉えてみても良いのに。
損してるかもしれないのに。
そういうふうに思う瞬間もありますが。

私も、ときどき、ご主人様と私のあいだにあるもの
あるとしんじているもの
あったらいいなとおもっているもの
あったかもしれないとおもっているもの
・・・・
を、
私の虫眼鏡で見てみようとするときもありますが
みえなくて
ただ感じるというのも
素敵
それはそれで
素敵

生の演奏や
筆の筆致に
手で語る言葉や
一瞬のまなざしに
デジタルで
処理できないモノがあるように

ご主人様の思い出と
わたしの思い出には
食い違うモノもあるかもしれなくて
それはそれぞれの持ちもので
そういうことも
素敵だと思う

語り得ない
ファジィな
きもちの粒子
いとしさという粒子









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