2ntブログ

逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | ∧top | under∨

『犬の散歩』

「歩け」

その命令がどんなに過酷かを
身をもって知る

よろよろと
身を崩しながら
少しずつ歩みゆく

きつく噛まされた
口枷の端からは
つうとひとすじ、ふたすじ、
透明な唾液が滴る

息が荒く、
頬が紅潮しているのが解る

膝が紅くなりゆき、そこへの圧迫を知らしめる

先ほどまで杏仁豆腐のように、透いた白だった、
くびれた腰から連なる双丘は
したたかに打たれたせいで紅く紅く。
細い首に巻かれたそれの色を模すように。

ぐいと牽かれて
まなざしは上を向く

映るのは
ただひとりのあのかた







ご訪問ありがとうございます。ランキングに登録しています。
1クリックいただければ幸いです。



別窓 | フェティッシュ | コメント:0 | ∧top | under∨
| 逢瀬日記 |