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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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都合のいい女

主従の精神がいまいち理解できていなかった頃、
もしかして私は全力で「都合のいい女」になろうとしているのか?と
自問したことがありました。

「都合のいい女」

よく使われている言葉を使うときは、
その言葉の内容、誰からの視点か、
一般的な意味と個別の事例のどちらに当て嵌めるつもりなのか
よく考える必要があります。
それを出してしまうだけで、
思考を止めることになるから。

「都合のいい女」とは、
一般的な意味では、
したいときに呼びだして、
することをしたらそれで関係は終わり、
日常に影響を与えず、
邪魔をしない存在であること。
さらにその存在に性的魅力や、若さ、
金銭的な有用性があれば更によい。
というところか。

確かに。
まだ関係の初期、
男女関係としてはこれまで対等に付き合った経験しかない私は、
なぜ、こんなにも、自分の欲求を抑えてまで、
恋人でもない、
決して大事にされることがない男に対して、
この関係を続けようとしているのだろう?
それはどこからくるものなのだろう?
と思ったことがあります。
そういう疑問を持ってしまう私の考えを、
“主従関係って素敵”、と素直に思える
今の状態へとつくってきたご主人様はすごいなぁと思います。


今では、
これほどまで「都合の悪い女」もないなぁ、
とも思えます。

主になりたいサディスト候補生の方には
こっそりお伝えしますが、
主であることは、
主で居続けることは、
相当大変な気がします。

思考・性格傾向、行動傾向、
精神状態の把握。
室温によってさえ、すぐ溶けてしまいそうな違和感、
その日の反応の違い、
思いがけない問いや発言や反発、
些細な誤解・・・等を敏感に察知して、
その対応を考えること。
何かを与えたり、奪ったり、
新しく教えたりしようと考えた時の
方法、手段や時期。
それにちゃんとついてくるかどうか、
微妙な判断をするときの賭けのような気持ち。
どれも、ある意味、自分の精神や、
時間、金銭的余裕を
擦り減らさないと出来ないことです。
主が適当にあしらっていては、
主従は継続できないという事実を
奴隷の身において実感します。
ちゃんと見て、感じて、考えてくださっているから、
信じることができるし、
ついていける。

もし、金銭がそこに介在していたら、
本質を見失うと思います。
手っ取り早く、プレイを愉しみたい、
などの欲求なら、
そういった性風俗店を利用したりされる方も
多いと思いますが、
私のご主人様は、プレイではなく、
主従関係を求めているんだなぁと感じられるのは、
何気ないふとした一言や、行動、
そのひとつひとつに現れる
私を見ているという事実においてです。

何がいいたかったかというと、
ご主人様は、
もうプレイでは満たされないところに
居るんだなぁと実感したことを
記録しておきたかったのです。
私に於いても。









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