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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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逢瀬日記11(4)

もみもみ・・

ご主人様のお身体に触れながら、
無言で時間は流れます。
言葉で、命令していただくのも、とても好き。
文字で、命令していただくのも、とても好き。
でも、目だけで命令していただくのも、
すごく好きだなぁと思いました。

そんなことを考えていると、
不意に、
ぐっと、手首を掴まれます。
突然、
傍に、引き寄せられます。

性的接触はなにもなくても、
それだけで感じてしまう私の身体。

ご主人様が私に対してする何かが
うれしくて堪らない。

それが痛みや、苦痛でも、
「私に与えているもの」と、
感じられるようになってからは、
表面的なことがら以上の意味を持ち始めました。
私は、ご主人様の奴隷として、
奴隷に対してする扱いを「与えて」貰っています。

ああ。こういうの好き。
きつく掴む手首、
そのちいさな行為ひとつに、
ご主人様のSを感じて、
・・・。

拘束、されるのが、好き。

ご主人様は、私を抱えるように
その身体の内側に引き寄せ、
スマートフォンで、前回の調教動画を
私に再生して見せます。
ちいさな画面のなかで
虐げられて歓喜のこえを上げる
奴隷の姿が映っています。

恥ずかしくて・・・
私は、
必死で画面をてのひらで隠そうとします(笑)
そして、それを、阻まれます。
ご主人様はひとこともおっしゃいませんが、
「きちんと見なさい」と、目で云います。

ああ、そう。
こんなふうに、自由を奪われるのが堪らない。
ご主人様の腕、
どんな縄やどんな錠よりも
私の身体、私の心をきつく縛る拘束具。
こうしていたい、
ずっとずっと。
解かないで、
ご主人様、
離さないで、
ご主人様。
もっと・・・縛って・・・


画面の中、いやらしく狂う「過去の私」を、
もうひとりの私が見つめながら、

やっぱり、「現在」も、
静けさの狂乱のなかにいる。









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この記事のコメント:

読んでいて、キュンキュンしてしまいました(uωu*)
言葉でのコミュニケーションが無い中
ご主人様の目だけで、反応できる智薫さんも
すごいと感じますし
何より、おふたりの間にある見えない絆が
見えた気がいたしました☆*゜
繋がっているから
通じ合っているから
出来ることなのですよね

自由を奪われるのが堪らない。お気持ち
分かり過ぎる程に、分かります(uωu*)
智薫さんは、そんなご自分に
ご主人様と出逢う前から、お気付きでしたか?

2011-11-30 Wed 08:34 | URL | 澪@R #-[ 内容変更]
キュンキュンしていただいて、
ありがとうございます
☆:*・゚(●´∀`●)ホェ:*・゚☆
コメントいただき、うれしいです。
私も、たまに自分で書いた自分のブログを読み返して、
誰だ、このしあわせそうな奴隷は!ちょっと私に分けろ!【#・∀・】ムカムカ
と、うらやましく思うこともあります(笑)バカですねぇ。(笑)

コミュニケーションの深さや広がりを、
言葉や表面的なものだけに求めないように
ということも、
ご主人様の調教のなかで教えて戴いたことです。
わかりやすいものが欲しくなる気持ちも
もちろんあるのですが、
最終的には、自分が相手であるご主人様に対して、
どれだけ想えるかとか、信じられるかとか、
相手に求めるのではなく、
自分の読む力を鍛えるということかなぁとか
そう思います。
難しいですし、ちゃんと出来ないことも多いんですけどね。
自分が安心したいのは自分の欲求でしかないし、
ご主人様は(与えることは容易い)それを与えても、
何にもならないことを知ってらっしゃいますから。

ご主人様は目ヂカラあります・・・。
怒っているときは怒っている、
許す時は許す、
虐めるときはとことん・・・。
直視できないことも多いですが(笑)
もっとたくさんの表情見つめたいです。
私の記憶にしか残らないご主人様の姿。

> 何より、おふたりの間にある見えない絆が
> 見えた気がいたしました☆*゜

ありがとうございます。
自分の姿は自分では正確に見れないぶん、
そんなふうにお声をかけていただくと、
本当にありがたいです。
うれしいです。
ありがとうございます。
そういうものを、つくっていけたらいいなと思っています。
澪さまたちからも、
たくさんのことを、教わりたいです。

> 智薫さんは、そんなご自分に
> ご主人様と出逢う前から、お気付きでしたか?

願望としては、あったことだとおもいますが、
本当にそうしてくださるかたと
出逢えるなんて思っていませんでした。
願うこともしていなかったと思います。
また、実際にそうしていただくことで、
自分の欲求や、感じる気持ちと
深く向かいあえたような気がします。
なにかをおねだりしてプレイ、みたいなことは
ほとんどありませんが、
ご主人様が、「してやろう」と思ってくださって
私にすることが、
私のよろこびや快感になっているということが、
少しずつの成長というか、
私の大事なものになっていると思います。
前は苦痛でしかないものでさえ、
変わっていくんですね。

2011-11-30 Wed 22:30 | URL | 智薫 #-[ 内容変更]
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