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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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カランドリエ

指折り数える逢瀬と逢瀬のあいだの日にち
私のために為される約束はないので
それがいつ訪れるのかは
私には知るすべがない。

すべてご主人様の気の向くままに。

ご主人様にとって、私に価値を見いだせるあいだは
呼んで戴くことになるのでしょう

私はその一度、一度を、
出来る限りのモチベーションでお応えするよう
必死で向き合うしかない。
一度が総てでそれが最期。
もう逢えないかもしれないと思いながら出向く。

時間だけが、逢瀬の回数だけが大事なのではないと思う
ご主人様のことを考えているあいだは
ご主人様のそばにいなくても、
ご主人様のいる世界を一緒に生きている気がしている。
だからこそ1度に全てを注がなくてはいけない。

しかしながら、
「ちゃんと」
「いつも」
「支配されていることを」
「意識して」
「自分で意思を縛り続ける」
のは、結構な意思が必要です。
傷つきたくない心が、
ご主人様のことを考えないように自制したり、
ほかに関心を向ける様に私をコントロールします。

今迄、私はご主人様に対して愛情を持ってはいけないと
そう思っていました。
主従という関係の前提と云うか、分別のような気がしていたから。
気持ちが乗ることで、主従関係は成り立つか?という
疑問もまた、ありました。
例えば、愛から派生して独占欲だったり、
甘えたいというわがままだったり、
そういうものに変形していかないかと。
そんな思いから、
「ほどほどに」しておくことが大事だと思っていました。

私は、前回の逢瀬を通して、
ご主人様は自分のなかで尊い存在という意味、位置づけをしました。
そういうふうに決めました。
愛を持って向き合うことで
より主従は深まるという可能性を感じました。
そのように心と身体で感じました。
私は、これから、
私なりのかたちで、ご主人様に信頼と愛を捧げることができるか。
それはまだわからないし、
これからの挑戦であり、
私の冒険でもあります。


数字を区切る小さなますめが7つ連なる、
7×5の表にある35の窓を、扉を眺める。
このうちのいくつが
ご主人様へと続く扉だろうか、
もう二度と開かないかもしれない、
・・・。
ご主人様が私を招くように
その扉の鍵を開けてくださるのを静かに待っている。











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