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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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逢瀬日記63

ご主人様からお呼び出しがありました。
研修のあとの時間にちょこっと逢瀬が叶った日。

ビジネス用に鞄を持ち替えていたので、
首輪が入っておらず、
心苦しく思い、
その旨をメールしました。詫びました。
やっぱり、逢瀬が有ろうと無かろうと、
ご主人様から戴いたものはいつも持っているべきだと思ったし・・・。
ご主人様は、それに関しては、何も言及されませんでした。

黒のスーツで指定の場所へ急ぎます。
こういうビジネスっぽい恰好で犯されるために赴くのは本当に萌えてしまう。

「今日は寒いので、あたたかいところで待っていなさい」なんて
なんてやさしい言葉。

少し時間を経て、
信号越しに私を認めてくださると、先に歩みを始めるご主人様をみつめます、
そして、取り残されないよう着いていきます。
夜中の散歩は風が気持ちいいです。

暗く落ちた日のあとに浮かび上がるネオン、
遠くに水面が光る。
こんなふうに、
いつも
遠くまで歩いていく。
ご主人様の背中を見つめて歩いていく。
私の心象風景と現実の風景が一致する。
知りたくて。
何を知りたくて?
それを知りたくて。


ご主人様と部屋に入り、私は脱衣して、床に伏せます。
突き付けられた足の先端をそのまま舌で含み、
そのまま、全身へと舌を滑らせます。
全身を。

ご主人様の好むままの体位で性交をして頂き、
ザーメンをくださいました。


そのあとの時間で、ご主人様のお体をマッサージさせていただき、
夜の中で帰り道へつきました。

本日は智薫をつかっていただき、ありがとうございました。





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