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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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ご主人様のやさしさ

いつか、
ご主人様がメールをくださったときのこと。

ご主人様は、メールのなかで、
私に向けて、
「日程が難しいので、
当分逢えそうにない、
落ち着いたら呼ぶので、
それまで待っていること。」

そのように、ご命令してくださいました。

そのとき、
とても、“優しさを頂いた”と感じたのです。

ご主人様のその一通のメール、
その言葉の中に。
何気なく添えた一文だったのかもしれませんが、
私には忘れがたいメールです。

逢えない時間に、過度に不安を持たないように。
奴隷の自覚を持ったまま、
きちんと待つように。
そのようなご主人様の気持ちを感じたのです。
“当分逢えない”こと自体は寂しいですが、
それに対して、気持ちをかけて下さっていること、
目を向けて下さっていることに、
私はうれしくなりました。

そのご命令はすっと私のなかに入ってきて、
気持ちも安定したまま、
いいこで待つことが出来たように思います。


むかしは
メールや電話などない頃
想いだけでどれほど待てたのでしょう

そんなふうに思います。

逆に、連絡手段が発達した今だからこそ
連絡のないことに
とても不安を持つのかもしれないですね

逢うことに傲慢になってしまうこともあるのかもしれない

逢えないときほど
ご主人様への想いを強く保てる
純粋に待つことが出来る
そんなふうになれるのかな。
なりたいな。
自分の気持ちやご主人様の気持ちを
疑ったり
不安に揺れるのではなく、
ご主人様と私のあいだに存在する
大切なものを育てていけるような
そんな奴隷に。








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この記事のコメント:

とても沁みます。

わたしも「いいこ」で待たなくてはと思いつつ
やはりさみしさは募ってしまうもので……
もっと強くならなくてはと思いますが、うまくいきません。

純粋に待つことのできる奴隷、なりたいですね。
2012-05-07 Mon 00:36 | URL | まな #o7EPQLF6[ 内容変更]
こんばんは。
ご訪問とコメントを、ありがとうございます。

> やはりさみしさは募ってしまうもので……

そうですよね。同感です。
ただ、こうも思うのです。
主従関係において、
ご主人様に隷属することが
奴隷の在り方なら、
ご主人様の所有物になることが
奴隷の在り方なら、
ご主人様と離れていることが寂しいのは
身体の一部が離れているのと同じだから
寂しくて当然なのかもしれないって。

その気持ちを受け入れたうえで、
前向きに
離れている時間も大切に
所有する価値のある奴隷に
ご主人様の誇れるような奴隷に・・・。
そう努力します。


2012-05-07 Mon 23:15 | URL | 智薫 #-[ 内容変更]
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