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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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逢瀬日記11(6)

何度か、試すように、
私を奥まで突きあげてから、
また、すっと引き抜き、
いままで私のなかにいたそれを、
再び喉の奥へと
突き立てます。

ご主人様のかたち、
私の味、
くらくらする快感に
朦朧としながら、
ご主人様のかたちを
必死でなぞります。

ご主人様は、
私の口のなかでいってくださいました。
出してくださる・・・って、わかったとき、
すごくうれしかったです。

いった後のそれを、少し舐めて、
私のバッグから取り出した、
セリーヌの淡いピンクのハンカチで拭います。

衣服を整え、
別々の道を帰ります。
今日、ほとんど全く、といっていいほど、
言葉を交わしていなかったと
今更ながら実感します。
それでも、たくさんのことを
伝えていただいたと、
そんなふうに思います。
リアルタイムでは気づかなかったことも、
ひとりの帰り道には
いろいろなことが、
いろいろな情景で思われます。
ご主人様に時間をいただいているときは
なににも代えられない大事なひとときですが、
帰り道、
ひとりでいろいろ考えたり
思い出したりする時間も
とても貴重です。
溶けて消えるキャンディを惜しむように
その甘みや痛みを
何度も味わいます。
なるべく長く余韻が保てることを望みながら。


偶然。

違う道を行ったのに、
帰り道、
偶然にも、同じ車両に乗り合わせました。
ご主人様は、私に全く気付いていない様子です。
私は敢えて、何も話しかけませんでした。

少し距離をとると、
全く知らない男性のご主人様。
見知らぬ他人の目として、
その男性を覗き見ます。
私のいろいろなことを知っていて、
私はいろいろなことを知らない、
不思議な関係。
でも、
それでいいと思います。

ほかにはなくって、
唯一ここにしかない関係。
私にしか見えないもの、
私にしか映らないもの、
私にしか響かないもの、
そういうものをたくさん感じられるように
なりたいです。

本日は、智薫をお呼びいただきありがとうございました。









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